ミッソー二とは

ミッソー二の由来とは、1948年ミッソー二は、ロンドン・オリンピックに選手として参加するためロンドンに滞在中、イタリアチームの応援に来ていて、後にオッタヴィオの妻となるロジータと出会います。やがて結婚した二人は1953年、ミッソー二・ニット服を手掛ける会社「ミッソー二」を設立します。従来のどこか地味な印象を与えるニットとは一線を画す、色鮮やかなストライプ柄のニットを手掛け話題となりました。ミッソー二は1967年、フィレンツェで開催した初のコレクションでは、モデルの素肌に直にニットを着せるなど、当時としては斬新なアイデアを披露し、周囲をあっと言わせました。「ミッソー二」の手法はスタンダードな手編みに拘ることなく、ジグザグ模様やチェック柄、パッチワークなどを駆使し、複雑な模様を機械編みでおこない、その確信的な縫製が認められ、「ミッソー二」はたちまち注目ブランドとなり、ニューヨークでもコレクションが開催される事となります。

ミッソー二とスカラ座について

ミッソー二は、1983年にはスカラ座から、舞台衣装の製作依頼がくるなど、「ミッソー二の革新的デザインと高度な技術力は多方面から高く評価されていきました。ミッソー二は、ウィークエンドやバケーション服の象徴で、上質で柔らかなニットの色とりどりの柄が人々を解放させました。ミッソー二・フリー、明るいというイメージを込めているんだ」は1997年に引退したオッタヴィオとロジータの後を引き継いだ息子、ルカ・ミッソー二のコメントでした。「ミッソー二」も他のブランド同様にファミリー経営を一貫としており、ミッソー二は長男ヴィットリオが経営面、ルカがメンズ部門、娘のアンジェラがレディース部門をそれぞれ担当しているそうです。

ミッソー二のスタイル

ミッソー二は、フレッシュに若々しくなった21世紀のミッソー二・スタイルです。1953年のブランド創立以来、2003年で半世紀を迎えるミッソー二です。ミラノで発売された春夏コレクションの前には、ブランドの半世紀に渡る歴史を振り返るショーを開催し、モード関係者にその偉大さをあらためて実感させたということです。ミッソー二のオッタヴィオ&ロジータ・ミッソー二が伝説的なメゾンを開いてはや半世紀ですが、今回の春夏コレクションの開催前に特別に催されたミッソー二50周年記念ショーを見て、彼らの’ジグザグ’モチーフ&マルチカラーのニットは永遠に不滅だとあらためて実感したそうです。彼らの娘アンジェラは、今シーズン、ミッソー二の財産ともいえるこのセーター・シリーズに新たな表情をプラスして、贅沢なバカンス気分のコンフォータブルな新ミッソー二スタイルはとても魅力的だったようです。

Copyright © 2008 ミッソー二が世界一でしょう!?